いすゞ、通期純利益47%減の400億円

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ、通期純利益47%減の400億円
いすゞ、通期純利益47%減の400億円 全 1 枚 拡大写真

いすゞ自動車は5日、2009年3月期の第2四半期累計業績と通期予想を発表した。国内をはじめ大半の海外地域での需要落ち込みを反映し、通期業績は下方修正した。

販売計画は国内を期首時点の7万1000台から6万4000台に、また海外も43万7000台を39万1000台に修正した。純利益は期首予想より450億円少ない400億円(前期比47.4%減)、営業利益は450億円修正の600億円(45.2%)を予想している。

また、売上高は2000億円修正の1兆6500億円(14.3%減)の見通し。配当は中間配3円を決め、通期では期首予想の6円を据え置いている。

細井行社長は中間期までの経営環境について「国内市場の落ち込みが一番の想定外」と指摘。世界的に需要が減退してきた当面の対策として「主要国の市場動向と在庫の評価や、投資計画のプライオリティ付けを急ぎたい」と述べた。

中間期は海外販売が前年同期比で15%増の21万台と好調だったが、為替変動や原材料費上昇の影響などにより、純利益は18.7%減の301億円となった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る