いすゞの細井社長…アライアンスは必要

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞの細井社長…アライアンスは必要
いすゞの細井社長…アライアンスは必要 全 1 枚 拡大写真

いすゞ自動車は5日、2008年度第2四半期決算説明会を行った。その席上、細井行社長は一般論と前置きしながら「アライアンスは必要」と強調した。

現在、環境、省燃費、代替エネルギーに対するニーズは強く、それに対応して、ディーゼル、燃料電池、電気、ハイブリッドとクルマの開発が進んでいる。しかし細井社長は、一企業がそれらのクルマをすべて市場で受け入れられる価格で提供できるところはないと考えている。

そのため、得意の分野を持っているところと連携する必要があるというわけだ。「いすゞはアライアンスについて、すべての企業に門戸を開いている」と細井社長。いすゞの得意分野はディーゼルエンジンである。

金融危機によって、自動車業界は需要の低迷で減産を余儀なくされるなど厳しい状況に立たされている。しかし、環境への対応は待ったなしで迫られており、今後、環境を巡ってアライアンスが一段と加速する可能性が高い。いすゞはそんな中、ディーゼルエンジンで主役の座に立とうと狙っている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. どう進化? アウディ『Q3スポーツバック』新型…7月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る