【アウディ A4 試乗】軽快で快適なツーリングカー…津々見友彦

試乗記 国産車
【アウディ A4 試乗】軽快で快適なツーリングカー…津々見友彦
【アウディ A4 試乗】軽快で快適なツーリングカー…津々見友彦 全 5 枚 拡大写真

アウディファミリーを象徴するダイナミックな縦長のラジエターマスク、シャープなエッジの『A4』はモダーンで大人びた装いだ。

インテリアも魅力的。先代に比較してウッドを使い高級感が増し、質感も高くリッチな雰囲気。シートはパワーシート。それほどタイトなサポートではないが、エアーランバーサポートもあり、ロングツーリングも疲れない。リヤシートは大型センターアームレストと両サイドのアームレストでゆったりと座れる。ルーフのゆとりは11cm程度で特に広くはないが不満のないスペースだ。

試乗したのは「1.8TFSI」。2000回転からでもスムーズにターボトルクが乗り出し、シームレスにしっかりと加速。スポーティに走りたいときには、0-400m加速を16秒台という軽快な走りは流石だ。さらにエンジンノイズも色気のあるチューニングで心地好いし、乗り心地も快適だ。

ハンドリングは基本的にスポーティだが、応答がシビアでちょっと癖があるのが気になる。また発進の際アクセルコントロールが結構シビアだったが、このあたりは日本向けのチューニングで調整は可能だろう。軽快で快適なツーリングカーである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本グランプリに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバー。現在はモータージャーナリストとして活躍。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブ・ドライビングスクールの講師も務める。趣味はハイスピードドライビング、モーターグライダー、パソコン。最近はデジカメと電気自転車に凝っている。

《津々見友彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る