フェラーリのルカ・モンテゼモーロ社長がフェリペ・マッサがタイトルを失ったあの瞬間(2日、ブラジルGP決勝)に、自宅のテレビを破壊していたことを告白した。
「実を言うとテレビを壊したんだよ。壊れた瞬間ものすごい音がした。別の部屋にいた私の娘もかなり恐ろしかったことだろう。幸いもう一台テレビがあったので、表彰式は見ることができた。それは楽しめたよ」
「F1の歴史の中でも、ワールドチャンピオンシップが最終戦の最終ラップの最終コーナーで決まったことは、これまでになかったはずだ」
「奇跡といものはそう滅多に起こるものではない。昨年の勝利は奇跡だったのだ。それが今年も繰り返されるということの方があり得ない。ブラジルでのマッサは、奇跡にあと一歩届かなかっただけなのだ」と、モンテゼモーロ社長は冷静に語っている。