ヤマハ、インドネシアにグローバルトレーニングセンターを開設

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ヤマハ発動機は、インドネシアの二輪車製造子会社であるヤマハモーターマニュファクチャリングウエストジャワ(YMMWJ)の敷地内に、生産技術者教育施設「グローバルトレーニングセンター」を開設したと発表した。

12日に現地で行われた開所式には、インドネシアのファーミ・イディリス工業大臣やヤマハ発動機の梶川隆社長らが出席した。

グローバルトレーニングセンターは、世界各地域のモノづくり技術の標準化と人材育成を目的に建設した。延床面積5760平方mの平屋建てで、最大400人収容できる大会議室や教室などの座学エリア、溶接・機械加工・組立・塗装・完成検査などの訓練を行う実技エリア、採用試験のための筆記試験会場、面接室などを備える。 
 
同社グループでは、これまで各生産拠点ごとに保有する「教育道場」で基本作業知識・スキルの技能教育は行ってきたが、全世界の生産拠点で技術、技能レベルの標準化が課題だった。
 
開所したグローバルトレーニングセンターでは、二輪車生産能力の増強に伴うYMMWJ新規採用者の教育を皮切りに、タイやベトナムといった周辺国からも研修生を受け入れ、アジア地域の技能者、監督者、製造技術者に世界共通のカリキュラムに沿った教育を行う。
 
同社では各地域でグローバルトレーニングセンターの整備を進め、モノづくり人材のレベル向上を目指す方針だ。

《レスポンス編集部》

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