JSR、半導体製造用材料を値上げへ

自動車 ビジネス 企業動向

JSRは、半導体製造用材料のうち、g/i線フォトレジスト「PFRシリーズ」の製品の価格を12月1日から値上げすると発表した。

昨年から続いている原料価格高騰に対応するもので、グループ企業を含め、グローバル規模で6-10%の値上げを実施する。
 
同社では、原料やユーティリティーのコストが高騰する中、企業努力を重ね、製品価格の維持に努めてきたものの、昨年から今年度前半の原油価格高騰によって上昇した化学品全般の価格が、最近の国際経済の減退感の影響によって高止まりしていることに加え、一部の主要原料に関して供給元である中国での特殊事情による感光性物質の供給不足などにより、g/i線用フォトレジストの主要原料価格が昨年10月以降、10-40%の範囲で値上がりしており、企業努力の範囲内では吸収できないとしている。
 
同社は、高品質なフォトレジストを安定的に供給し、高水準の技術・サービスを提供するため、今回の値上げの実施を決定したとしている。

《レスポンス編集部》

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