GM、燃料電池車の世界最大の市場化テストを実施

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ゼネラルモーターズ(GM)は、米農務省(USDA)と提携して燃料電池車の市場化テスト「プロジェクト・ドライブウェイ」を推進することを決定したと発表した。このプロジェクトは、水素燃料電池車を消費者市場へ促すために企画された世界最大規模の市場テストとなる。

今後6か月間、USDAは政府関係者の移動手段として燃料電池車シボレー『エクイノックス』を使用し、利用者は使用した感想や意見などをGMへフィードバックする。

GMの法務・規制担当のキース・コールディレクターは「プロジェクト・ドライブウェイでは、社内の試験では確認することができない貴重な情報を得ることができる。USDAは、この革新的な市場化テストの結果を踏まえ、さらに水素燃料補給のためのインフラ整備の必要性を明らかにするだろう」とコメントしている。
 
GMとUSDAとの提携は、米エネルギー省が行っている水素・燃料電池に関する研究、開発、実証活動の一環で行われる。
 
燃料供給には、ワシントンD.C.ベニングロードにある水素ステーションを使用する。プロジェクト・ドライブウェイは、2007年11月にスタートして以来、これまで100台を超えるシボレーエクイノックスを、政府関係者をはじめメディア関係者、著名人、ウェブサイトで申込みをした一般消費者に貸与している。現在、プロジェクト・ドライブウェイは、ロサンゼルス、ニューヨーク、ワシントンD.C.で行われており、今後はヨーロッパやアジアでも展開する予定。

《レスポンス編集部》

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