丸紅、MTU製ディーゼルエンジンを日本で販売へ

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丸紅は、ドイツの大手ディーゼルエンジン製造会社MTU(Tognum)グループと、日本国内でディーゼルエンジンを合弁で販売することで合意した。丸紅は、合弁契約にもとづき、MTU製品を販売する100%出資子会社であるMTUジャパンの株式の49%を2009年1月に取得する。

MTUジャパンは社名を「MTU-Marubeni」に変更して合弁事業を開始する。
 
MTUは、独ダイムラー社が25%の筆頭株主の世界有数のディーゼルエンジン製造会社。MTUの高い技術水準は市場で高く評価されており、欧州では船舶用、建設機械/工業車両用、軍用、鉄道車両用、発電用と幅広い分野で同社ブランドが市場に浸透しており、最近は北米・アジア・オセアニア地域にも拡大している。
 
従来、丸紅では、MTU社製軍用エンジンの日本総代理店として防衛省向け提案を実施、また、MTUジャパンでは海上保安庁、建設機械メーカー向けに船舶用・建設機械/工業車両用ディーゼルエンジンの販売を行ってきた。今後は、これら販売チャネルをMTU-Marubeniに一本化し、両社の強みを活かすことで強固な販売・経営基盤を築く。
 
MTU-Marubeniの事業内容は、船舶用・建設機械/工業車両用・軍用を始めとしたMTU製ディーゼルエンジン、補修部品の卸売(ディストリビューション)。既に国内展開しておりますMTUエンジンのサービス網を活かした整備体制により、高品質のディーゼルエンジンと高水準のサービスを提供していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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