日産自動車は、『キューブ』をフルモデルチェンジして26日から発売する。新型キューブは、先代モデルが築いたリラックス感あふれる世界観をベースとして、ピースフルで、ぬくもりを感じる「走る自分スタイル空間」をコンセプトに、グローバルモデルとして開発した。
エクステリアは、特徴的なリヤの非対称デザインを継承、ひとめ見てキューブと分かるスタイリングはそのままに、無駄なディテールを省き、よりシンプルで普遍的なデザインを目指した。
インテリアは、ソファのような質感のシート、運転席からも空が視界に入り込むガラスルーフに「障子」のようなシェードを組み合わせ、室内をやさしい明るさで包むなど、随所に工夫を施し、加えて広くなった室内空間とあわせ、快適性の向上を図った。
一方、室内空間を広げながらも車両サイズは4m未満にとどめ、良好な視界とともに取り回しの良さを実現しているほか、滑らかな走りや高い燃費性能など、日常使いのクルマとしても高い性能を持つモデルを目指した。
これまでキューブは国内専用モデルだったが、今回の日本発売を皮切りに、北米では2009年春、欧州では2009年秋など、海外でも発売する。