パーク24、ITS事業企画を子会社化…IBAサービス

自動車 ビジネス 企業動向

パーク24は、「IBAサービス」の名称で全国16か所の施設でETC車載器を活用したサービスを提供する、ITS事業企画の株式51%を三菱商事から取得したと発表した。

ITS事業企画は2003年7月に三菱商事が設立、IBAのブランドでETCサービスを全国展開している。現在、フェリーやガソリンスタンド、駐車場などにETCサービスを広く提供しており、2006年3月のETC車載器IDの民間開放をうけ、急速にその会員数を伸ばしてきた。
 
パーク24は、時間貸し駐車場におけるETC車載器を活用した決済サービスの、利便性・有効性をいち早く認識し、2003年にはタイムズでDSRC(狭域通信システム)を活用した決済実験を実施、ETC車載器IDの民間開放をうけ、2007年から大阪長堀のタイムズでETC車載器を利用した決済サービスを本格導入している。
 
ETC車載器を活用した、決済サービスや自動車認証システムは、多くの企業から注目を集めている。ETCは、料金割引の拡充や専用レーンの拡大、リース制度の導入などによって今後、普及が加速されることが予測されている。
 
パーク24では、ITS事業企画を子会社化することで、IBAのブランドで駐車場などにおけるETCサービスの提供だけでなく、ETCの認証・決済事業の推進、普及に向けたポータル的な役割を担っていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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