【VW パサートCC 日本発表】緊張感のあるエクステリアデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
【VW パサートCC 日本発表】緊張感のあるエクステリアデザイン
【VW パサートCC 日本発表】緊張感のあるエクステリアデザイン 全 9 枚 拡大写真

『パサートCC』のエクステリアデザインの特徴は、まずは弧を描くルーフであろう。その弧はリアシートの上を遥か越え、クーペのように短いリアデッキに流れ落ちる。サッシュレスドアの上端モールも、クロームで縁取られ弧を描く。伸びやかでエレガントなラインだ。

【画像全9枚】

ベルトラインは高く車格感あり、ウェッジで、その下の「トルネードライン」と呼ばれる深いレリーフ状のラインは、フロントバンパーからフロントフェンダーへ続き、垂直面から水平面へねじれながら、リアドア、リアフェンダー、テールランプへと流れる。おそらくこの、面が刻々と変化していくねじれる様が、「トルネード(竜巻)」の由来だろう。緊張感あるラインだ。

フォルクスワーゲンのワッペングリルは、今変化している最中。既に発表されている『シロッコ』、次期『ゴルフ』は、ワッペンではない新しいグリルだ。おそらくグループ内のアウディと似すぎてしまったというのが、変更の理由だろう。それぞれのブランドを確立していくために、今フォルクスワーゲンも模索しているのだろう。

スタイリッシュでエレガントなプロポーションだが、一つ注文をつけるとすると、4815mmの全長に対して2710mmのホイールベースは、いかにも短い。もう50mm長いホイールベースを与えられたら、パサートCCのプロポーションは、よりモダンに見えるだろう。

《松本明彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る