オリックス自動車など、京都府でカーシェアリング導入可能性調査を実施

自動車 ビジネス 企業動向

オリックス自動車は、京都府などで組織する低炭素社会を実現する交通のあり方を考える協議会との連携で「カーシェアリング導入可能性調査」を実施すると発表した。

調査期間は11月27日から2009年2月16日の予定。
 
今回の調査では、カーシェアリングを公用利用する際の課題や利用に適した公務の分析を行う。平日は主に公用で利用、休日は周辺住民が利用する「公・私におけるカーシェアリング利用」を実現するための条件や課題を把握するためのデータも収集する。本庁での本格的なカーシェアリング利用は、今回が国内初の取り組みとなる。
 
実施にあたり、京都府庁の周辺2か所にカーシェアリング車両3台を配備し、CO2削減効果の検証や普及のためのPR活動を京都府などと共同で実施する。
 
同社は、2002年から環境負荷低減の一役を担うカーシェアリング事業を展開してきた。2007年10月には、京都議定書採択の地である京都エリアで展開を開始し、カーシェアリングの普及を推進している。環境意識の高まりや物価高の影響から、カーシェアリング会員数は3200人にのぼり、このうち京都エリアは350人となっている。
 
同社は今回の京都府との調査を皮切りに、今後も様々な地域で、地域や社会からのニーズに応える活動に積極的に取り組む方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る