【VW パサートCC 日本発表】パンクしにくいモビリティタイヤ 世界初

自動車 ニューモデル 新型車
【VW パサートCC 日本発表】パンクしにくいモビリティタイヤ 世界初
【VW パサートCC 日本発表】パンクしにくいモビリティタイヤ 世界初 全 8 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンの『パサートCC』に装着されるタイヤは、新開発の“モビリティタイヤ”。これは、トレッド面に釘などが刺さっても、穴を自己修復するというタイヤ。パンクの原因の85%をカバー、世界では初めて量産車への搭載だという。

このタイヤはコンチネンタルの『ContiSportContact 3 CS』。共同開発したというもので、地面に設置するトレッド内側に粘着性の強い特殊ポリマーを配置、直径5mmまでの釘などであれば、トレッド内部まで突起の先端が達していても、ポリマーによるシーラント層が粘着して空気漏れを防く。さらに、釘が抜けてしまった場合でも、シーラント層がその穴をふさいでくれるという。

もちろん、釘が刺さるなどの損傷に気づいた場合はディーラーで点検を受けるように注意はされているが、そのまま走行しても、空気抜けは起こらないという。

同じようなパンクフリーのタイヤとしては、ランフラットタイヤがすでにあるが、ランフラットタイヤはパンクした状態でも走行を可能にするため、サイドウォールが硬い。ランフラットタイヤでは、普段の乗り心地に影響することに対して、モビリティタイヤは通常のタイヤと構造に違いはなく、乗り心地に影響がないというメリットがある。

なお、パンクの原因はトレッド面に釘が刺さるだけではない。サイドウォール損傷やその他の原因も15%あるという。日本仕様のパサートCCでは、残り15%の原因によるパンクに備えるため、通常と同じタイヤ、ホイールがスペアタイヤとして搭載している。

《正田拓也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る