道路B/Cは地方に不利…国土交通アドバイザリー会合

自動車 ビジネス 企業動向
道路B/Cは地方に不利…国土交通アドバイザリー会合
道路B/Cは地方に不利…国土交通アドバイザリー会合 全 1 枚 拡大写真

金子一義国土交通相がアドバイザーを委嘱し、助言を通じて国土交通行政推進の参考とするために設置された「国土交通アドバイザリー会合」の初会合が27日、東京・霞が関の国土交通省で開かれた。

アドバイザーとしては、奥田碩トヨタ自動車相談役、田中節夫日本自動車連盟(JAF)会長、中西英一郎全日本トラック協会会長、東国原英夫宮崎県知事ら7名が出席し、道路特定財源の一般財源化と今後の道路整備のあり方をテーマに意見交換が行われた。

アドバイザーからは、今後の道路整備で、費用便益分析(B/C)について「人口の多い都市が有利で、地方の実状が勘案されない」とする意見が多かった。

道路特定財源の一般財源化については、「使い道の議論ばかりで納税者の負担の議論がない」とする意見のほか「道路を造ってほしいから経営が苦しい中で税金を払っているのに、道路を造らないなら税金を返してほしい」と一般財源化するのであれば減税すべきだとする意見もあった。

このほか、高速道路料金について「経済対策で値下げしても諸外国に比べまだ高い。道路財源でさらに下げてほしい」といった意見が出された。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る