日産自動車は4日、『セレナ』とスズキ『ランディ』のアース線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2005年4月14日 - 2008年4月18日に製作された2車種計25万2249台。
電気配線のメインアース線とサブアース線の長さが不適切なため、エンジンの揺動により両アース線が断線してエンストし、再始動できなくなるおそれがある。
全車両、メインアース線を対策品と交換するとともに、サブアース線が短い場合には良品と交換する。不具合発生件数は26件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。