日産自動車は4日、『ティーダ』のブレーキランプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年9月6日 - 2007年6月11日に製作された14万5081台。
制動灯のバルブ(電球)ソケット製造時に使用している潤滑剤が不適切なため、バルブの接点部に絶縁物が生成されて発熱し、接点部の樹脂が変形して制動灯が点灯しなくなるおそれがある。
全車両、バルブソケット一式を対策品と交換する。不具合発生件数は109件で、市場からの情報と国土交通省からの指摘で発見した。事故は起きていない。