【ITS世界会議08】イエローキャブの現在地マップ

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ITS世界会議08】イエローキャブの現在地マップ
【ITS世界会議08】イエローキャブの現在地マップ 全 3 枚 拡大写真

ニューヨークで開催されたITS世界会議へ出かけている最中、タクシーに乗って気づいたのがこのディスプレイ。運転席シートバックに付いているのだが、ここには現在地が常に電子マップ上に表示されていたのだ。

アメリカのタクシーといえばイエローキャブが有名だが、どのイエローキャブに乗っても付いていたので、おそらくイエローキャブならほぼ全車にこのシステムは搭載されているのではないだろうか。

通常は右半分にCMが流れていて、左半分に電子マップを表示しているが、ワンタッチで電子マップの全面表示に切り替えることもできる。地図は二段階ズームで切り替えられ、地図の中を自車位置が動いていき、端っこまで来ると次の地図に地図をめくるように次の地図へと切り替わる仕組み。スクロール機能はないようだった。

じゃ、これで目的地設定ができるかというとそうではないらしい。運転手に聞いてみると、自分の家がわからなくなったときにこの地図で確認してもらっているんだという。まぁ、乗せてもらったタクシーが正しいルートを走っているかどうか確認するのにも役立っていることは確かだ。

しかも驚いたのは、この地図はすべてサーバーから受信する仕組み、つまりサーバークライアント型となっているのだという。ニュースや天気予報といった情報をはじめ、話題の人物を取り上げたトピックネタなどを見ることもできるようになっていた。

時々、このシステムの使い方ガイドも流されており、利用者にとっては何かと便利なサービスであることは間違いない。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る