ダイハツ「K-VISION」は次期『タント』? 軽初のストロングハイブリッド搭載に注目…ジャパンモビリティショー2025

ダイハツ K-VISION(ジャパンモビリティショー2025)
ダイハツ K-VISION(ジャパンモビリティショー2025)全 14 枚

ダイハツは10月29日、ジャパンモビリティショー2025において、次世代軽自動車『K-VISION』を発表した。2019年に登場した現行『タント』の次期型を示唆している可能性もある。

【画像】ダイハツ K-VISION

K-VISIONは、将来の電動化を見据えた次世代DNGAプラットフォームに、『ロッキーHEV』で好評の「e-SMART HYBRID」を軽量・小型化して搭載した軽のストロングハイブリッド車だ。

ダイハツの第2世代シリーズハイブリッドシステム(ジャパンモビリティショー2025)ダイハツの第2世代シリーズハイブリッドシステム(ジャパンモビリティショー2025)

新開発の軽自動車用「e-SMART HYBRID」では、モーターとエンジンを同軸に直結配置し、PCUと機電一体化したトランスアクスルによって軽自動車サイズに小型・軽量化を実現した。

100%モーター駆動により、静かで力強い走りを提供する。従来パワートレーン(エンジン&CVT)と比較して約20%以上向上した燃費性能を達成し、お財布にも環境にもやさしい性能を実現している。

災害時にも安心な外部給電機能を採用し、約4日分を賄う大容量を確保した。充電不要でありながら電動車の魅力を実現する、軽自動車の新スタンダードとしている。

ダイハツ K-VISIONダイハツ K-VISION

運転席周りは、初心者や高齢の方々はもちろん、だれにでも使いやすい乗り物であるために、シンプルで直感的な設計を新開発した。広い室内空間と両側スライドドアによる優れた利便性も特徴だ。

車両サイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1680mm、ホイールベース2460mm。乗車定員は4名で、車両区分は軽HEVとなっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  2. 日産『エルグランド』新型、第3世代e-POWERで威風堂々のプレミアムミニバンに…ジャパンモビリティショー2025
  3. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  4. マツダ、ロータリーPHEV搭載スポーツ『ビジョン・クロスクーペ』公開…ジャパンモビリティショー2025
  5. マツダ『ビジョン・クロスコンパクト』発表、共感型AIで人とクルマの絆を深化…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る