大矢アキオ『飲みすぎ注意』…ドイツに行ってカッコつけられないアナタに

自動車 社会 社会
大矢アキオ『飲みすぎ注意』…ドイツに行ってカッコつけられないアナタに
大矢アキオ『飲みすぎ注意』…ドイツに行ってカッコつけられないアナタに 全 8 枚 拡大写真
1
ソーセージ食べたいけど…

日本では忘年会のシーズンである。

はっきり言うが、ボクはビールが苦手だ。甘党であることもあって、あの苦味を自分のカネを払って飲む気にはなれない。いや、奢ってもらうと、うまそうに飲まなくてはならないのが、もっとつらい。

【画像全8枚】

音大生時代は酒豪が多い管楽器専攻---軍楽隊時代に端を発する連綿と続く伝統らしい---の友人を避け、社会人になるにあたっても、職業上酒とあまり縁のない自動車誌の編集部に入った。さらに女房を選ぶときも、本人はもとより、彼女の親父が酒飲みではないか確認してから婚姻届にハンコを押した。

その後流れ着いたイタリアも、ビール好きの若者はともかく、やはりワイン大国である。人からビールを飲まされる機会は皆無だった。

ところがそんなボクにも、「ああ、ビールが飲めたら」と悔やむシチュエーションがあった。ドイツ、スイス、オーストリアで、うまそうなソーセージに遭遇したときだ。

これにはちょっと説明が要る。今やイタリアで数々うまいものを食べる機会はあっても、元はといえば子ども時代に小学校から帰れば晩メシが待ちきれず、冷蔵庫からソーセージを取り出して食べていた世代である。今も『ウイニー』と聞くとファイル交換ソフトなどではなく、真っ先にウインナーを連想する。

そんな人生を送ってきたソーセージ・コンプレックスのボクである。『シャウエッセン』3束パックが軽自動車だとすると、本場の太いソーセージはメルセデスベンツ『Sクラス』に匹敵する。

しかし、である。前述のような国々でソーセージを簡単に食べられるのは、一般家庭以外ではビアホールのような施設しかないのである。もちろんレストランにもあるが、「ソーセージだけください」とは言いにくい。

日本で酒飲みに連れられて入る居酒屋で注文する、量や質のわりに値段が高い「おつまみ」には未練がないが、ドイツやオーストリアでソーセージが食べられないのは、世の無情を感じる瞬間だった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  2. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  3. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  4. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  5. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る