三井物産、ロシアでOPKと炭鉱開発の共同事業化調査で合意

自動車 ビジネス 企業動向

三井物産は、ロシア多角化企業OPKがロシア連邦ティーバ共和国に保有するエレゲスト炭鉱の開発事業化調査を共同で行うことで合意した。

合意書の締結により、三井物産は所要調査費用の一部を負担することで、OPKが保有する本炭鉱の少数権益についての優先買収交渉権を取得した。

エレゲスト炭鉱は埋蔵量約9億tの高品位原料炭の産出が見込まれる大型未開発炭鉱で、開発事業化調査は2009年に完了する見込み。

事業は炭鉱開発に加え、シベリア鉄道までの鉄道未敷設区間460kmの新規建設を伴う。OPKは今年、ロシア連邦政府との間で投資契約を締結、鉄道総工費の半分を国家予算より拠出する計画。

三井物産は、石炭事業を資源・エネルギー分野の重点事業と位置付けており、世界の石炭の安定供給に寄与するため、既に事業基盤を持つ豪州地域に加え、ロシアなどの新規地域での優良事業資産の取得も検討し、良質でバランスの取れた事業ポートフォリオの構築を目指すとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
  2. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  3. 歴代タイプRがホットウィールで復活!9月発売の「プレミアムコレクターセット」が熱い、マテル80周年記念セットも登場だPR
  4. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  5. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る