エレクトロニック・アーツが11月に発売したミリタリーアクションのシリーズ第2弾『マーセナリーズ2:ワールド イン フレームス』。普通のクルマ以外にも、戦車、ヘリ、ガンボードなどさまざまな兵器に乗り込んで操縦・戦闘できる内容だ。対応ハードは、PlayStation 2、PLAYSTATION 3、Xbox 360、Windowsの4機種。
ストーリーは、南米の某国を舞台に展開する。そこは、石油の利権を巡って政府軍と、石油資源を狙うアジア軍、某国の沈静化を図る連合軍、政府軍に反旗を翻すゲリラ、混乱に乗じて金儲けを画策する海賊の5勢力が暗闘を繰り広げる世界だ。
プレーヤーは、そんな世界こそが住処である傭兵=マーセナリーとなり、各勢力から依頼を受け報酬次第で任務をこなしていく。登場する傭兵は、マティス・ニルソン、クリス・ジャコブス、ジェニファー・ムイの3人。
マティスは33歳のスウェーデン人で、無謀な性格の快楽主義者であり、束縛や不自由を嫌うアウトローだ。ずば抜けた身体能力を武器に敵陣を中央突破するのが得意である。クリスは37歳のアメリカ人で、マティス同様に快楽主義者。元米陸軍所属で、戦闘に必要な能力を高いレベルで備える完全無欠のエージェントだ。ジェニファーは35歳のイギリス人で紅一点。元SASパラシュート部隊に所属していた潜入任務のスペシャリストだ。
プレーヤーは彼ら3名の傭兵を操って、金銭的な契約のみを唯一絶対のルールとし、請け負った任務をこなしていくことになる。
ゲームは戦場(マップ)がオープンワールドスタイルに自由に行動可能。契約した任務をどうこなすかはプレーヤー次第という形だ。隠密行動でもいいし、正面から突破してもいい。手持ちの武器だけを頼りに戦ってもいいし、敵の戦車やヘリなどを奪取して利用するのもあり。傭兵らしい、卑怯も何もない、ルールに縛られない自由な戦い方ができるシステムとなっている。
価格は、PS2版が6090円、PS3とXbox 360が7665円、Windowsがオープン。Xbox 360用に無料体験版が配信中だ。
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