13日午後、神奈川県座間市内を流れる川で、男性が死亡しているのが発見された。この男性は前夜に警官の職務質問を振り切ってクルマで逃走、民家の塀に接触する単独事故を起こしたが、クルマを放置したまま姿を消していたという。
神奈川県警・座間署によると、警察が事件発生を認知したのは13日の午後1時45分ごろ。座間市栗原付近の目久尻川で草刈りをしていた作業員が、川にうつ伏せ状態の男性が沈んでいるを発見した。
現場に急行した同署員は男性の死亡を確認。後の調べで、同市内に在住する48歳の小学校教諭の男性と判明している。
この男性は12日の午後10時ごろ、座間市相武台付近の市道で交通違反を行っていたが、職務質問を受けていた最中に警官を突き飛ばしてクルマで逃走していた。クルマは現場から約500m離れた民家の塀に衝突する単独事故を起こしているのが発見されたが、運転者の姿は無く、警察が行方を追っていた。
同署では死亡した男性が徒歩で逃走中、誤って川に転落した可能性が高いと推測している。