09年の新車需要486万台、31年ぶりの低水準…自工会予測

自動車 ビジネス 企業動向
09年の新車需要486万台、31年ぶりの低水準…自工会予測
09年の新車需要486万台、31年ぶりの低水準…自工会予測 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会は18日、2009年の国内新車需要が08年実績見込み比で4.5%減となる486万台との見通しを発表した。468万台強だった1978年以来、31年ぶりに低い水準となる。

同日、記者会見した青木哲会長は「厳しい経済環境から足元は大幅に前年を下回っており、来年も厳しい状況が続く」と述べた。自動車メーカーとしては「険しい道のりが続くが、(ユーザーに)喜んでいただける商品開発など最大限の努力をしたい」と強調した。

青木会長は09年度から実施されることになった環境対応車への減・免税について「思い切った措置と高く評価している」としたうえで、新税制を「需要喚起のテコとしたい」と述べた。

自工会は08年の国内新車需要実績を前年比4.9%減の511万2400台と想定しており、年当初予測の530万台を下回る見通しとなっている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る