出光興産は、12月22日から28日までのガソリンの卸価格を前の週の全国平均値と比べて全国平均で1.0円引き下げると発表した。
ここ数か月にわたってガソリンの卸価格は毎週のように4 - 5円程度引き下げてきたが、競争の激しいエリアで店頭小売価格が110円を割り込んでいる中で、価格引下げ余地が少なくなっており、下落傾向が続いたガソリン価格も下げ止まる可能性もある。地域別では据え置きから1円の引き下げとなる。
ただ、原油価格は下落しており、為替も円安ドル高が進んでいることから、競争激化でさらなる引き下げ圧力は強い。
軽油は全国平均で1.6円引き下げる。地域によって1 - 2円の引き下げとなる。A重油は全国平均が据え置き、灯油は1.6円引き下げる。