住友電工、ハイブリッド製品事業を再編

自動車 ビジネス 企業動向

住友電気工業は、同社の100%子会社であるSEIハイブリッドのハイブリッド製品事業を再編すると発表した。
 
SEIハイブリッドは、ゴム製品、合成樹脂製品、結晶材料および特殊磁器(=ハイブリッド製品)の開発・製造を担う100%子会社。2005年4月に、機動的かつ効率的な事業運営体制のもとで市場構造や顧客ニーズへの対応力を強化し、事業の継続的発展を図るために、ハイブリッド製品事業部でのハイブリッド製品の開発・製造部門を分社し、SEIハイブリッドを設立した。
 
SEIハイブリッドは、効率的な事業運営を図りつつ、品質向上、コスト低減等に取り組むとともに、熱制御デバイスなどの新製品を開発し、新規事業の立ち上げに注力してきた。
 
最近のハイブリッド製品事業を取り巻く環境は、主要市場である公共関連市場で製品および市場の成熟化が進行しており、保有する技術をベースに民需分野での新規事業の立ち上げが喫緊の課題となっている。
 
こうした状況から、ハイブリッド製品事業の構造改革として、現在SEIハイブリッドが行っている新規事業の立ち上げ、拡大を一段と加速するため、住友電工の研究開発、生産技術、営業部門と一体となった事業運営を推進することを目的に事業体制を再編する。
 
2009年4月1日付けで住友電工は、SEIハイブリッドを吸収合併する。

《レスポンス編集部》

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