日銀、政策金利0.1%へ引き下げ

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日銀は19日、同日開いた金融政策決定会合で政策金利を0.3%から0.1%へと引き下げることを決め即日実施した。加速する円高ドル安の歯止めとなるのか、今後の為替相場が注視される。

日米の政策金利は米国が16日にゼロ金利政策を打ち出したことで、それまで日本の方が低かった金利差が逆転。これにより円高が急速に進んでおり、自動車・電機など国内の輸出企業の業績悪化に拍車をかける恐れが強まっている。産業界からは政府・日銀に対し円高に歯止めをかける積極的な政策の実施を求める声が強まっていた。

日銀は10月に政策金利を0.5%から0.3%に引き下げたばかりで、さらなる利下げに慎重論もあった。ただ、大手製造業など輸出企業の景況感は円高の進行で急速に悪化しており、非正規従業員の契約打ち切りなど雇用に悪影響を及ぼしている。

《編集部》

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