北米カーオブザイヤー09…韓国車 初の受賞なるか!?

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北米カーオブザイヤー09…韓国車 初の受賞なるか!?
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2009北米カーオブザイヤーにノミネートされていた14台のうち、最終決選に残った3台が発表された。フォード『フレックス』、ヒュンダイ『ジェネシス』、フォルクスワーゲン『ジェッタTDI』だ。

北米カーオブザイヤーは2009年で16回を数えるが、韓国車が最終選考に残ったのは今回が初。ヒュンダイジェネシスは米国向けとしては同社初の高級サルーン。1年前のデトロイトモーターショーで発表され、2008年6月から米国での販売がスタートした。

レクサス『GS』やインフィニティ『M』(日本名:『フーガ』)をライバルに想定。全長4975×全幅1890×全高1480mmの堂々としたボディに4.6リットルV8(375ps)を搭載。3万2250ドル(約290万円)からというコストフォーマンスの高さが大きな武器となる。

一方、ディーゼルがファイナリストに入ったのも今回が初。VWジェッタTDIは2008年6月に米国へ投入。2.0リットル直4ディーゼルターボは欧州用をベースに米国の排出ガス規制に適合する改良を実施。ボディはセダンとワゴンの2タイプあり、2008年の米国輸入分1300台はすべて完売という人気を博している。

人気の秘密は全米50州のディーゼル規制をクリアするクリーンな排出ガス性能、EPA(米国環境保護局)の高速燃費で17.4km/リットルという高い経済性、2万1990ドル(約200万円)からの価格設定などだ。

2009北米カーオブザイヤーは50名のジャーナリストの投票により、2009年1月11日のデトロイトモーターショーで発表される。ちなみに2008年のイヤーカーはGMのシボレー『マリブ』。過去15回の受賞は、米国車が8回、日本車が3回、欧州車が4回となっている。さて、韓国車に初の栄冠はあるか!?

《森脇稔》

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