米国トヨタ販売は22日、2009年1月のデトロイトモーターショーに『バッテリーエレクトリックビークルコンセプト』を出品すると発表した。
トヨタが公表した写真はエンブレム1点のみ。ゴールドとシルバーを組み合わせた「EV」の文字は、プラグにコンセントを差し込んでいるかのように見える。
このEVコンセプトの詳細について、トヨタは一切明らかにしていない。しかし、同じ2009年1月のデトロイトモーターショーで、トヨタは新型『プリウス』を初公開することから、プリウスとは形態が異なる電気自動車のコンセプトと推測できる。
第1の説は、超小型車『iQ』のプラットフォームを使ったEVではないかというもの。短距離走行に特化したEVで、市販時には普及をにらんだ戦略的価格設定になるという。
第2の説は、プリウスよりもボディサイズが大きいプラグインハイブリッド車というもの。GMのシボレー『ボルト』のように、基本はモーターで走行し、バッテリー残量が少なくなると、充電専用のエンジンからチャージを行う。
いずれにせよ、新EVコンセプトの詳細は2009年1月のデトロイトモーターショーで判明する。1月12日、現地時間午前11時30分、新型プリウスとともにトヨタブースでフラッシュを浴びるのは、どんなモデルなのだろうか。