【サンディエゴモーターショー09】トヨタ タンドラ にビジネス仕様

自動車 ニューモデル モーターショー
【サンディエゴモーターショー09】トヨタ タンドラ にビジネス仕様
【サンディエゴモーターショー09】トヨタ タンドラ にビジネス仕様 全 6 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は23日、大型ピックアップトラックの『タンドラ』に「ワークトラックパッケージ」を追加した。商用ユースに求められるタフな性能はそのままに、快適装備を削ることで価格を抑えたのが特徴だ。

【画像全6枚】

米国でピックアップトラックをビジネスに使用する顧客は、農家や建築家が中心。彼らはピックアップトラックに豪華さは求めておらず、牽引力や荷台の広さを重視する傾向が強いという。

そこで、ワークトラックパッケージは4.0リットルV6(236ps)と5.7リットルV8(381ps)に設定。駆動方式はFRと4WD、ボディタイプは2ドアのレギュラーキャブと4ドアのダブルキャブが用意された。荷台のサイズは縦2480mm、横1687mm、深さ564mmと広大。牽引力も十分で、とくにV8は約4900kgの圧倒的な牽引力を備えている。

外観はグリルやバンパーがブラック樹脂仕上げとなるほか、クロームモールを廃止。アルミホイールはスチールに変わる。室内はビニール生地のベンチシートとラバーフロアが標準で、汚れを洗浄できるように配慮。オーディオは簡素化し、電動ドアミラーも手動にするなど、装備は厳選された。

これらの装備の見直しによって、ワークトラックパッケージはベース車よりも550 - 655ドル(約4万9500 - 5万9000円)安い価格を実現。価格は正式発表されていないが、V6で2万1900ドル(約197万円)から、V8で2万4100ドル(約217万円)からと予想されている。

ワークトラックパッケージは、31日に開幕するサンディエゴモーターショーで正式公開。北米市場へ2009年春に投入される。2008年後半、タンドラの販売は前年同月比50%近い減少となっただけに、廉価グレード設定による販売への効果が期待される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. 日産『GT-R』生産終了、記念イベントを11月22-24日開催…歴代Rが一堂に
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る