81歳運転のクルマ、線路で列車と正面衝突

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23日夕方、島根県安来市内のJR山陰線で、踏切から線路内に誤進入した乗用車と、通過中の上り普通列車が正面衝突した。乗用車は大破し、運転していた81歳の男性が重傷を負った。線路と並行する道路と間違えて進入したものとみられる。

島根県警・安来署によると、事故が起きたのは23日の午後5時40分ごろ。安来市荒島町付近のJR山陰線、揖屋 - 荒島駅間の線路内を走行していた乗用車と、通過中の上り普通列車(西出雲発/米子行き、2両編成)が正面衝突した。

乗用車は約240m押し出されて大破。運転していた81歳の男性が骨折などの重傷を負った。列車の乗客乗員約80人にケガはなかったが、巻き込まれる状態となっていた男性の救出作業に時間を要し、列車内で約3時間の缶詰状態となった。このために気分不良を訴えた乗客数人が病院に収容されている。

クルマは衝突地点から約80m離れた踏切から線路内に進入。線路内で止まることなく走行していたという。併走する道路と間違えた可能性が高く、警察では男性の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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