初日の出暴走…警察庁、対策の規模を縮小

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1都9県の関東管区警察が連携し、広域的に行ってきた「初日の出暴走」対策が、14年ぶりに縮小されることがわかった。「例年より規模は薄くする」(警察庁広報室)という。

初日の出暴走とは、大晦日から元旦にかけて、改造車両などで数十台のグループを組んで、低速走行や蛇行運転を繰り返すもの。90年代初頭から顕著になった。とくに富士山に向かう中央自動車道などでは、暴走行為を原因とする長い渋滞が発生したこともある。

しかし、道路交通法の規制強化や警察による地道な取締りの結果、暴走族が激減し、初日の出暴走取締りによる検挙件数は、ここ数年間減り続けている。

こうしたことから警察庁では、広域的な特別警戒を解除し、都道府県別の取締りに移行したものと思われる。各警察本部での取締りは継続して実施される。

《中島みなみ》

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