【D視点】欲張りな盆栽SUVに職人気質を見る…VW ティグアン

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【D視点】欲張りな盆栽SUVに職人気質を見る…VW ティグアン
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欲張りファミリーカー

欧州で好評のフォルクスワーゲン初のコンパクトSUV『ティグアン』が、日本にも導入された。スポーティな走行性能に加えて、コンパクトでありながら使い易い室内空間、良好な視界を謳っており、タウンユースのファミリー向けとしても期待されている。

タイガーとイグアナを組み合わせたといわれるネーミングから、獰猛なイメージを期待すると肩すかしを食う。しかし、見ているうちに28度のアプローチアングルをもつフロントバンパーはイグアナの顎、フロントのグラフィックスはタイガーの顔のようにも見えてくるから不思議。もっともネーミングの由来は、外観より、何処でも素早く移動できることを表したと受け取るのが正しい。

ヘッドランプの形状や、幅広のクロームの横バーの真ん中に大きなワーゲンマークを持ったフロントグリル、そしてシルエットなど、同じSUVの『トゥアレグ』に近いデザインとなっている。しかし、ボディーサイズは『トゥーラン』と同等なので、トゥアレグの弟分というよりは息子といった感じで扱い易そう。

オフロードだけではなく、街中でも使え、しかも冠婚葬祭にも乗っていけそうな目立たないデザインのティグアンは、欲張り屋さんのファミリーカーにお勧めだ。

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《松井孝晏》

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