ダイハツ工業は、1日付で組織改正を実施した。経営諸課題に対して迅速かつ的確に対応するのが狙いで、戦略実行型の組織体制を構築する。
具体的には、商品開発力の強化と責任を明確化するため、商品開発本部を「軽車両開発本部」「小型車両開発本部」「技術統括・ユニット開発本部」に分離し、同時に軽車両開発本部に「軽製品企画部」、小型車両開発本部に「小型製品企画部」を新設する。
海外事業でのビジネスモデルの確立に向け、欧州室、米州室、豪亜中近東阿室を「海外車両部」に再編する。
設計の品質を強化するため、第1ボデー設計部、第2ボデー設計部から、インパネ・内装などの機能を切り離し、「車室機能設計部」を新設する。
海外事業体への直接的な生産支援、中長期を見据えた、グローバル体制での生産技術の人材育成を強化するため、「グローバル生産支援センター」を新設する。
渉外機能と広報機能の連携を強化するため、総務・渉外部から渉外機能を広報部に移管し、「広報・渉外部」に再編する。