スリップしたタンクローリー、事故処理中の現場を直撃

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2日早朝、山口県下松市内の県道を走行していた大型タンクローリーが凍結路面でスリップ。対向車線側に飛び出し、事故処理のために路上駐車していたパトカーなどに衝突した。タンクローリーはそのまま路外へ転落。運転していた男性が死亡している。

山口県警・下松署によると、事故が起きたのは2日の午前5時40分ごろ。下松市河内付近の県道を走行していた大型タンクローリーが凍結路面でスリップし、コントロール不能のまま対向車線側に逸脱した。

対向車線側でも直前に別のスリップ事故が発生し、同署員が事故処理を行っていたが、スリップした大型タンクローリーは路上駐車していたパトカーや、事故車両の乗用車と接触。さらにガードレールを突き破って道路右側の路外に転落している。

タンクローリは横転大破。運転していた44歳の男性は事故から約1時間後に救出され、近くの病院に収容されたが外傷性ショックでまもなく死亡。事故処理中の警官らはその場から逃げ出したため、ケガはなかった。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。タンクローリーの進行方向に下り坂となっている。当時は上下線とも路面が凍結しており、非常に滑りやすい状態になっていたという。

《石田真一》

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