化学工業協会の米倉会長「技術革新で明るい未来を」

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化学工業協会の米倉会長「技術革新で明るい未来を」
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化学関連団体の賀詞交歓会が6日、東京・丸の内のパレスホテルで開かれた。冒頭あいさつに立った日本化学工業協会の米倉弘昌会長(住友化学社長)は「景気は大きく後退している。しばらくは厳しい時代が続くと覚悟しなければならない」と話し始め、こう檄を飛ばした。

「将来を見据えながら、独自の強みを生かし、技術革新に一層注力することで明るい未来が開ける」

そのうえで、化学業界が取り組むべき課題として、真っ先に地球環境問題を挙げた。「世界最高水準の省エネルギー、環境関連技術の海外への移転、温室効果ガスを劇的に削減するための革新的な技術や製品開発など、地球環境問題の本質的な解決に取り組んでいく」と、化学産業が果たす役割の重要性を強調した。

全体的に前向きな話が多く、なんとか不況を乗り切ろうという思いが強かった。料理も、前日の自動車工業団体と違って、新年には欠かせない寿司をはじめとした豪華なものが並んでいた。カレーにしても、ちゃんと肉が入っていた。

ある化学会社の首脳は「貧乏人ほどこういう時は豪華にしたがるんですよ」と話し、「お金を持っている人ほど基本的にはケチですからね」と付け加えた。その表情には景気を少しでもよくしたいという思いが浮かんでいた。

《山田清志》

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