東芝、デジタルオーディオに適した汎用マイコンを開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
東芝、デジタルオーディオに適した汎用マイコンを開発
東芝、デジタルオーディオに適した汎用マイコンを開発 全 1 枚 拡大写真

東芝は、ARM社の組み込み向け32ビットRISC CPU「Cortex-M3」コアを搭載し、144MHz動作を実現した、デジタルオーディオ機器制御に適した汎用マイコン「TMPM320C1DFG」を製品化し3月下旬からサンプル出荷すると発表した。7月から量産開始する。

新製品は、Cortex-M3コア、メディアインターフェースとしてHi-Speed USB/SDカードのホストコントローラを、またメモリとして大容量320KバイトのSRAMと1Mバイトの混載DRAMを1チップに搭載した。

処理性能の高いCortex-M3コアと東芝独自のバスアーキテクチャにより、低消費電力で大量のデータを短時間に処理することが可能となった。このため、例えば、音楽データの中に含まれる曲、アーティスト、アルバムなどの情報をデータベース化し、目的の曲情報をより高速に検索することができる。処理動作の最速時には1000曲のデータベースを約30秒で構築できる。

また、SDカードホストコントローラはSDA規格Ver2.00に準拠しており、CPRM技術を使用した著作権保護コンテンツを扱うことも可能だ。混載DRAMを1チップに搭載することで、基板の縮小化、低ノイズ化も図れる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る