【MotoGP】カワサキが撤退を検討

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

川崎重工業がMotoGPから撤退することが濃厚になった。

「あくまでも検討段階ということしか申し上げられません」と決定事項ではないことを強調する同社広報担当。「活動休止を検討しているというだけで、いつから休止するや休止理由なども含めて答えられる段階にない」(前同)というが、オートバイ世界選手権シリーズの最高峰からカワサキグリーンが消える可能性は高い。

常に国内4メーカーが参戦するレースで撤退となれば、その影響は小さくない。2006年オランダGPで中野真矢が第2位の表彰台に上ったのも、カワサキレーシングチームだった。

同社の08年度通期の二輪車販売見通しは、日本市場では前年を若干下回る149億円だ。しかし、主力とする北米市場では1465億円。前年より約18%の落ち込みを予想している。同社の決定にこうした販売不振が影響することは間違いない。

「各社がニューモデルを手控える中で、カワサキは国内専用の大排気量ロードスポーツを投入するなど意欲が見えた。それだけに驚きだ」(二輪車専門誌編集者)

同社はMotoGPのほかモトクロス世界選手権など数々のレースに参戦している。今後の動きが気になるところだ。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  8. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  9. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  10. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る