現職警官、非番中の飲酒運転で接触事故

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愛知県警は4日、非番日に酒を飲み、愛知県春日井市内で飲酒運転を原因とする物損事故を起こしたとして、天白署・地域課に所属する28歳の巡査を道路交通法違反容疑で摘発した。巡査は飲酒の事実を大筋で認めており、処分実施も検討している。

愛知県警・春日井署によると、事故が起きたのは4日の午前0時ごろ。春日井市坂下町2丁目付近にあるコンビニエンスストア駐車場で、場内に進入してきた乗用車が、駐車中の別の乗用車に接触した。双方のクルマが小破したが、負傷者はいなかった。

被接触側のクルマを運転していた男性が警察に通報。駆けつけた同署員が接触側のクルマを運転していた男が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.35ミリグラムのアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で摘発した。

後にこの男は「自分は天白署・地域課に所属する28歳の巡査だ」と接遇した春日井署員に告白。照会の結果、現職警官であることが判明している。

巡査は3日が非番にあたり、同日の午後7時ごろから友人らと春日井市内の飲食店で酒を飲んでいた。午後11時ごろからは友人宅に場所を変えて二次会を行っていたが、酒や食料が尽きたため、現場となったコンビニへ買い出しに訪れていた。

警察では「事故が軽微であり、負傷者が出ていない」、「逃走の恐れもない」として逮捕は見送り、任意での聴取を続けているが、懲戒処分については実施する方向で検討しているようだ。

《石田真一》

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