因縁つけられ、殴られ、バイクを奪われる

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4日未明、和歌山県和歌山市内の県道で、中型バイクに2人乗りしていた男性が暴走族とみられる10人ほどの集団に襲撃され、バイクや現金などを奪われる事件が起きた。2人は殴る蹴るの暴行を受け、打撲などの軽傷。警察は強盗傷害事件として捜査を開始した。

和歌山県警・和歌山東署によると、事件が起きたのは4日の午前0時20分ごろ。和歌山市園部付近の県道を走行していた2人乗りバイクに対し、後続の軽乗用車2台が車間を詰めるなど、執拗に煽り立ててきた。

バイクを運転していた18歳の男性が危険を感じて路肩に停車したところ、軽乗用車も同様に停車。2台のクルマから約10人の男が出てきて取り囲まれた。男たちは因縁を付けながら金属バットのようなもので殴りかかり、男性は打撲などの軽傷。同乗していた17歳の男性も顔などを殴られたという。男たちは男性が所持していた現金約5万円の入った財布やバイクを奪い、その場から逃走している。

暴行を加えた男たちはいずれも20歳前後とみられ、警察では地元で活動する暴走族グループが関与した可能性も高いと判断。強盗傷害事件として捜査を開始した。調べに対して運転していた男性は「(クルマに)当たったと言われたが心当たりはない」などと話しており、当初からバイクを奪う目的で因縁をつけていたともみられる。

《石田真一》

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