因縁つけられ、殴られ、バイクを奪われる

自動車 社会 社会

4日未明、和歌山県和歌山市内の県道で、中型バイクに2人乗りしていた男性が暴走族とみられる10人ほどの集団に襲撃され、バイクや現金などを奪われる事件が起きた。2人は殴る蹴るの暴行を受け、打撲などの軽傷。警察は強盗傷害事件として捜査を開始した。

和歌山県警・和歌山東署によると、事件が起きたのは4日の午前0時20分ごろ。和歌山市園部付近の県道を走行していた2人乗りバイクに対し、後続の軽乗用車2台が車間を詰めるなど、執拗に煽り立ててきた。

バイクを運転していた18歳の男性が危険を感じて路肩に停車したところ、軽乗用車も同様に停車。2台のクルマから約10人の男が出てきて取り囲まれた。男たちは因縁を付けながら金属バットのようなもので殴りかかり、男性は打撲などの軽傷。同乗していた17歳の男性も顔などを殴られたという。男たちは男性が所持していた現金約5万円の入った財布やバイクを奪い、その場から逃走している。

暴行を加えた男たちはいずれも20歳前後とみられ、警察では地元で活動する暴走族グループが関与した可能性も高いと判断。強盗傷害事件として捜査を開始した。調べに対して運転していた男性は「(クルマに)当たったと言われたが心当たりはない」などと話しており、当初からバイクを奪う目的で因縁をつけていたともみられる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る