住友精密、ロールスロイスのTrent XWBエンジン開発に参画

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住友精密、ロールスロイスのTrent XWBエンジン開発に参画
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住友精密工業は、ロールスロイス社がエアバス『A350XWB』型機向けに開発中の「Trent XWB」エンジンプロジェクトに限定リスク収益分担パートナー(RRSP)として参画すると発表した。担当範囲は、エンジン用熱制御システムの設計・開発、製造。

住友精密は、ロールスロイス社と20年以上にわたって「V2500」エンジンを始め、数多くの航空機用エンジン向けに熱交換器および始動用装置の設計、開発、製造を担当してきた。最近では、ロールスロイス社がボーイング『787』型機に供給する「Trent 1000」エンジンにも、リスク分担サプライヤーとして参画している。今回は、Trent 1000エンジンプログラムから更に発展させた参画形態による継続受注となる。

住友精密は今回のTrent XWBエンジンを含むロールスロイス社向けエンジン用熱交換器、他社向けの空調用を始めとした航空機用熱交換器全体の需要拡大に対応するため、尼崎本社敷地内に新工場を建設し、生産能力を増強しており今年4月に本格稼動する予定。

Trent XWBは、2013年に商用運行開始を予定しているA350XWB双発機向けの唯一のエンジン。

《レスポンス編集部》

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