スズキ、ITS-Safety2010 に参加…ワゴンR ASV-4 など
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国土交通省自動車交通局が推進する「第4期ASVプロジェクト」への取り組みとして、電波を用いた車車間通信により車両相互に位置・方向・速度などの情報を交換する装置を搭載した車両で、他車両と衝突の可能性がある場合に、運転者へ注意を喚起するシステムを実験する。
また、警察庁が推進する「安全運転支援システム(DSSS)プロジェクト」への取り組みとして、光ビーコンによる路車間通信で情報を受信できる装置を搭載した車両で、例えば前方の信号の情報を受信することで信号の見落としを抑止し、安全走行に寄与するかも調べる。
さらに、国土交通省道路局が主催する「スマートウェイプロジェクト」への取り組みとして、路側センサーからの情報を、電波による路車間通信により受信できる装置を搭載した車両で、見通しの悪い道路状況でも、渋滞末尾の情報等を後続の車両を受信することができるかを調べる。
今回の実証実験は、東京都の臨海副都心で1月12日より順次実施され、2月25日から一般向けに公道実走行公開デモンストレーションが予定されている。
同社は、交通事故削減のための先進自動車技術の開発推進を通して、これからの交通社会に求められる安全技術の研究を引き続き行っていくと、している。
《レスポンス編集部》