ローソンは、今夏に電気自動車を本格的に導入すると発表した。
本格導入を前に、12日から、東京都内で電気自動車の業務使用の実験する。実験では、三菱自動車製の電気自動車『i MiEV』1台をスーパーバイザー(店舗経営指導員)の店舗巡回車として使用し、走行性能や充電時間などを確認する。
この実験を通じて蓄積される様々なデータとノウハウを活かして電気自動車の本格導入に踏み切る。電気自動車を業務用車両として実験するのは、コンビニエンスストア業界で初めて。
ローソンは「地球と人にやさしい」を基本理念として、環境保全に向けた様々な取り組みを行ってきた。現在使用している店舗巡回車などの業務用社有車は、約1600台のうち、約8割がハイブリッド車やアイドリング自動ストップ車としている。
今後はこれらを排出ガスゼロの電気自動車に切りかえ、環境保全を目指す。また、充電設備などのインフラ整備についても検討を進め、電気自動車の普及促進を図っていく。