【東京オートサロン09】アーティストVERBAL と iQ がコラボ
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ジュエリーデザインなども手がけており、今回はそうしたセンスをiQに発揮。車体全面は鏡面仕上げ、内装はすべて真っ白というデザインに仕上げた。製作はトヨタテクノクラフトが担当した。
オートサロン初日にはブースで発表会も行われ、VERBAL氏は今回のiQのコンセプトカーに対し、次のようにコメント。「最近パリで見たJEFF KOONSの作品から、今回のiQへのインスピレーションをもらいました。実は質量感のある風船のようなオブジェも、そのメタリックで軽そうなビジュアルによって、見る物に違う印象を与えるというコンセプトに衝撃を受けました。そんな派手でクレイジーかつ、コンパクトなのに上質感のあるデザインのクルマで、フットワーク軽くアクティブにライフスタイルを向上させていく、という願いを込めました」
さらに、VERBAL氏は、ART+TRANSPORTATION=「ARTPORTATION」という造語によるコンセプトも唱えた。「iQがスタイリッシュでインテリジェンスなクルマなので、乗る人がアートだとしたら、iQはその額縁のような存在がいいかなと思いました。車体全面が鏡面仕上げなのは、まず乗り込む前にアートが映し出されるようにしたら、かっこいいかなと。内装を真っ白にした理由は、アートはキャンバスに描かれるものだからです」とした。
また、ここまできれいに鏡面仕上げになるとは最初は自分でも思っていなかったようで、実際に完成した車体を見た時は、とても感動したそうだ。ちなみに、とても派手なように見えるが、街中を走ると周囲のものが映り込んで意外となじむそうである。
ゲストとして、タレントの川村ゆきえさんがピンク系と薄紫の鮮やかなワンピース姿で登場し、華を添えていた。
《デイビー日高》