日立製作所、日立工機を子会社化

自動車 ビジネス 企業動向

日立製作所は、日立工機の普通株式の公開買付け(TOB)を実施し、議決権の過半数を追加取得すると発表した。TOB成立後も引き続き日立工機株式の上場を維持する方針。

日立は現在、間接保有分9.07%を合わせて日立工機の発行済株式総数の32.05%を保有し、日立工機を持分法適用関連会社としている。今回、日立工機を連結子会社とすることで日立工機との間での安定的な資本関係を構築、日立と日立工機の連携を強化するのが目的。

今回のTOBの買付上限株数は1247万3000株、発行済株式総数の10.13%。買付価格は1株につき1300円で買付期間は1月26日から3月9日まで。

日立では、今回の日立工機の子会社化は、グループシナジーの追求などによって、既存事業の拡大や新事業の創出を図り、グローバルな成長を加速するためとしている。連結子会社化することで、日立工機との資本関係を強化、グローバル規模での事業拡大や日立工機の戦略製品であるリチウムイオン電池製品を中心とした研究開発面での協力など、一層の連携強化により、両社の飛躍を目指す方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る