富士精工、通期業績見通しを下方修正…期末は無配、役員報酬を減額へ

自動車 ビジネス 企業動向

富士精工は、2009年3月期の通期連結業績見通しの修正を発表。売上高は193億8000万円を見込んでいたが165億1000万円にとどまる見通し、営業利益も6億6000万円から1億8000万円に下方修正。

主要取引先の自動車メーカーが業績悪化で設備投資を凍結しており、工作機械の受注が低迷する見通し。

経常利益が9億9000万円から2億1000万円に下方修正。最終利益は5億4000万円を見込んでいたが、2000万円にとどまる見通し。

一方、業績の下方修正を受けて1株当たり7円を予定していた期末配当も無配とする。同社は中間配当は6円実施しており、年間配当は前年よりも7円減配となる。

業績不振の経営責任を明確化するため、1月から取締役、執行役員の報酬の20 - 30%減額を決定、監査役からも監査役報酬の自主返納の申し入れがあったとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る