アウディ ジャパンのドミニク ベッシュ社長は、アウディ『A6』の発表会で、新年のスピーチとして2009年は「飛躍の年」になると語り、厳しい経済環境の中でも、過去最高の販売台数を目標とすることなどを明らかにした。
アウディは全世界で2008年まで15年連続の成長、13年連続で成長記録を更新、ベッシュ社長は2008年について「全世界で大成功の一年」と説明する。
国内についても2008年は自動車業界全体が縮小、国内のプレミアム輸入車市場は約20%ダウンながら、国内でのプレミアム輸入車セグメントで3.5%アップ、輸入車全体でも15.6%の市場シェアを獲得したと、アウディの好評ぶりを強調した。
そして、2009年については、過去最高だった1990年を超え、プレミアム市場のさらなる拡大を目指すという。また、2009年はアウディ100周年の年でもあり、アウディブランドにとって「飛躍の年」と位置づけると発表した。
2009年の具体的な戦略は、2008年も繰り広げてきた顧客満足度の向上、ディーラーネットワークの開発、ブランドイメージといった方針を継承し、ディーラーのスタッフのトレーニングを40%増加させることや、中古車取り扱いの拡大などを挙げた。製品についても2009年は全8モデルの導入を予定、そのスタートが「A6」だとした。