【CES 09】AV一体型ナビを揃えたクラリオン

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【CES 09】AV一体型ナビを揃えたクラリオン
【CES 09】AV一体型ナビを揃えたクラリオン 全 4 枚 拡大写真

『Clarion mind』が注目されたクラリオンのブース。PNDが市場を席巻する中で、DVDやCDが楽しめるAV一体型ナビの人気も根強く、クラリオンはそういったユーザーに対してコンセプトの異なるモデルをズラリと取り揃えた。その中から注目機種を採り上げてみる。

トップエンドモデルとなるのが2DINサイズのAV一体型ナビ・NX509だ。

モニターにはタッチパネル機能付き7型ワイドを採用し、2GBのフラッシュメモリーには1200万件の目的地検索データを収録。なかでも地図表現力は極めて高く、一部の都市では主要施設を3Dランドマークとして表示したり、地形の高低もグラフィカルに表現することができる。

インターフェイスへのこだわりも大きなポイントで、ハードキーは中央のソースとその左右に配置されるボリュームキーにとどまり、それ以外は画面上をタッチして表示されるソフトキーによってコントロールされる。

AV機能ではDVDやCD再生に対応したほか、USBポートを経由した『iPod』コントロールやUSBメモリの再生も可能だ。圧縮によって欠落した音源を補強して音に厚みを増すBBE回路を搭載するなど、音質面でのこだわりも見せる。市場想定価格は1199.99ドル。

よりリーズナブルに安心で快適なドライブが楽しめるように開発されたAV一体型ナビがNX409。画面サイズを6.5型ワイドとするものの、タッチパネル操作やわかりやすい回転式ボリュームを採用。ナビ機能はNX509とほぼ共通。画面上に表示される大型アイコンによるメニューはとてもわかりやすく、むしろ使いやすさでは本機の方がNX509よりも上回っているような印象を受ける。AV機能ではDVDやCDの再生、それにiPodは『iPhone』も含めUSBポート経由でのコントロールが可能。ただ、NX509に備えられたBBEは非搭載となる。

その他、省スペースの高い1DINインダッシュのAV一体型ナビ・NZ409もラインナップ。ナビ/AV部分はほぼ共通ながら、モニターを閉じた状態でも再生中のソースがディスプレイに表示でき、ヘッドユニット的な使い方もできる。市場想定価格はNX409/NZ409ともに999.99ドル。

《会田肇》

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