プラスチック電子部品・材料市場を調査…富士経済

自動車 ビジネス 企業動向

富士経済は、世界景気の低迷から需要不安が増す主要プラスチック電子部品・材料35品目の市場を調査しその結果を報告書「2009プラスチック電子部品・材料の市場展望」にまとめた。

調査は、各電子部品の最新動向を捉え、材料の競合関係や地域別需要を掘り下げるなど、材料メーカーの多角的な要望に応えた。こうした市場動向調査は初めて。

電子部品用プラスチックは数多くの分野で使用されている。自動車用では、ECUケース(7350億円)、コネクタ(7000億円)、ヘッドランプ用部品(国内市場向け468億円)などを筆頭に、車載電装部品のプラスチック化の進展が旺盛な需要を創出し、巨大市場を形成している。

自動車業界は昨年の世界的な景気悪化のために一時的に見通しが不透明となっているが、新興国の着実な成長を背景として中長期的には拡大傾向を取り戻すことと予測する。

注目される成長品目は、携帯電話機用筐体、ノートパソコン用筐体、そして車載用ECUケース。このうち、車載用ECUケースは2013年には7400億円市場に拡大すると見ている。

《レスポンス編集部》

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