ジャパンエナジー、富山県のSSで着服と不正請求が発覚

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ジャパンエナジーは、系列の給油所「JOM のむらステーション(富山県高岡市野村東町)で、従業員による一部の顧客に対する不正請求とその金員着服が判明したと発表した。

給油所は、同社の子会社JOMOネットの北陸地方のエリアカンパニーである「石川オイルカンパニー」の直営ステーション。

不正の内容は、この従業員が、売上金や小口資金の一部を着服し、その発覚を防ぐために、掛売の顧客への不正請求や不正なデータ処理を行っていたもの。調査の結果、2003年6月以降、2008年9月までの間、20件の顧客に対して約61万円を不正請求していた可能性があることが判明した。

判明のきっかけは、昨年10月、掛売の顧客から石川オイルカンパニーに給油所の請求書が届かないとの問合せがあり、調査したところ、昨年5月にこの従業員が商品の請求間違い(のちに不正請求と判明)を顧客から指摘されていたにもかかわらず、その修正が未了だったため。

調査の過程で、他の顧客への請求内容、当該店舗の現金勘定についても不審な点があったため、JOMOネットにおいては給油所の過去の売上データなどを調査するとともに、給油所の金銭・債権管理を行っていたこの従業員へ事情聴取を実施した。

この結果、従業員が店舗の売上金から金員を着服しており、その過程で2003年6月以降、20件の掛売の顧客に対し、延べ108回、総額約61万円の不正な請求を行っていた可能性があることが判明した。

この従業員は1月14日付けで、JOMOネットが解雇通告した。JOMOネットは、調査結果を受け、1月20日までの間に、全ての顧客を直接訪問し、謝罪と説明を行う予定。

《レスポンス編集部》

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