速度超過違反のクルマ、パトカーに体当たりして逃走

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10日正午ごろ、兵庫県姫路市内の市道で、兵庫県警・飾磨署が速度違反の取り締まりを実施していたところ、乗用車が停止指示を無視して逃走した。クルマは逃走中にパトカーなど2台と衝突。運転者はクルマを乗り捨て、さらに逃走している。

同署によると、事故が起きたのは10日の午後0時15分ごろ。姫路市広畑区西蒲田付近の市道で同署が速度超過違反の取り締まりを実施していたところ、進行中の乗用車が速度違反を行ったことを確認。停止を指示したが、クルマはこれを無視してそのまま走り去った。

待機していたパトカーがただちに追跡を開始。クルマは電柱に衝突する事故を直後に起こしたが、追跡してきたパトカーへ故意に衝突してさらに逃走。約1km先で今度は対向車線側に逸脱し、対向車線を順走してきた軽乗用車とも衝突したが、止まらず逃げ続けた。

その後、クルマは近くの路上に放置されているのが発見されたが、運転者の姿はなかった。警察では公務執行妨害や道路交通法違反容疑で逃げた人物の行方を追っている。クルマの破損状態から、運転者は打撲などのケガを負っている可能性が高いと推測されており、警察では近隣の医療機関に不審者情報の提供を呼びかける方針だ。

《石田真一》

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